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 最近、自動車乗車中の子どもの死亡事故の急増が問題となっている。警察庁の調べでは、平成8年の1年間に約9,400人の乳幼児が死傷し、これは10年前の1.8倍といわれる。またチャイルドシートを装着していなかった場合の致死率約0.24%は、装着していた場合の致死率0.03%に比べ、約8倍と非常に高くなっている。

 多くの場合事故は小規模であっても、子どもはシートベルトをきちんとしていなかったために、車外に放り出されたり、大人にだっこされダッシュボードやシート背面と大人の胸に挟まれて脳挫傷をおこすことがある。

 このような事故の予防には、チャイルドシートの着用が有効で、これにより70%の子どもが救命できるという(米国道路安全交通局統計)。平成12年にはチャイルドシートの適切な使用が義務化された。費用や着用の手間など、問題はあるが大切な子どもを事故から守るために、チャイルドシートの使用を心がけたい。

1. 色のうすいうんちの場合

 ウイルス性胃腸炎による下痢は、多くの場合、水のような便で、粘液や悪臭は少ない。代表的な原因ウイルスであるロタウイルスによる場合は、酸っぱい臭いがあり、淡黄色あるいは白っぽい色になる。一方、便の硬さは普通で1~2週間以上も白っぽい便が続く時は、乳児では乳児肝炎や胆道閉鎖症などの病気の場合がある。この時は新生児期から黄疸が遷延することが多い。

2. 血液を含んだうんちの場合

 緊急性からみて最も注意すべき疾患は腸重積症で、健康な乳児が突然、火のついたように泣き出し、顔面蒼白となる時には本症の可能性を考える。そのうち嘔吐や血便が始まる。しかし、血便は浣腸で出ることも多いので、血便がないからといっても安心は出来ない。
 血液とともに粘液が混じっている場合には、細菌性胃腸炎が疑われる。それ以外では肛門部裂傷、ポリープ、まれにビタミンK欠乏時の消化管出血が知られている。いずれにしても異常と思われる便があれば、早めに医療機関を受診し、その際、便を持参してゆくと、医師の診断や細菌検査などに大いに役立つ。

 うんちについての相談は多い。特に赤ちゃんのうんちは個人差、性状のバリエーションが大きく、回数、色調などが栄養法や、月齢によっても変化する。今回は正常と思われるる「うんち」についてまとめてみよう。

1. うんちの回数や硬さ

 新生児期ではほ乳の回数と同じ回数程度の排便がある。生後1~2カ月くらいになると、次第に少なくなり、1日1~3回前後から数日に1回程度の場合もある。生後5カ月ごろに離乳食が始まると、再び回数が増え2~3回となる。しかし、個人差が大きく1日4回以上の子もいるし、1日1回とか数日に1回の子も少なからずいる。何日も便が出ないから便秘症というわけでもない。

2. うんちの色

 赤ちゃんの便は黄色や橙色と思っている人が多いようだが、実際には茶色、モスグリーン、黄色とグリーンが混じっているなど、様々である。また完全母乳栄養では橙色、混合栄養や人工栄養では緑色、グレーがかった色にもなり、栄養法によっても異なる。便に少量の粘液や白い粒々が混じることがあるが、元気で食欲があり、一般状態のよいときは全く心配はない。

子どもの薬は飲ませ方の工夫と
薬の内容などへの細心な注意が重要なポイントである。

1. 受診時に子どもの好みを伝えよう。水薬、散薬、あるいは座薬など、最近はテープで
  貼るものもある。甘い薬が良いのか、少し苦くても大丈夫か。

2. 薬のアレルギーや副作用があれば必ず申し出る。

3. 乳児では、ほ乳瓶の乳首の部分にたらして飲ませその後にほ乳させる。

4. 散薬はごく少量の水に溶いて、だんご状にして上あごや、
  ほっぺの裏にこすりつけて与える。

5. 座薬はベビーオイルなどを少量つけて、座薬の先端部からおしりに挿入する。
  入れた後はすぐに出てしまわないようにしばらくの間おさえる。

6. 食後に飲ますと吐いてしまうような場合はそれにこだわらずに飲んでも良い
  (医師に相談してから)。

7. 水薬は子どもの手の届かない所に保管する。
  (勝手に飲んでしまうといった事故の予防)


(薬の併用に注意)
8. 他の医療機関の薬を一緒に飲ませない。また内容を通知すること。
  同じ系統の薬でも粉、水、座薬、吸入薬、テープ状などがある。
  また薬のことで、わからなういことは、遠慮なく聞くのが良い。

 ぎょう虫症は小児の寄生虫病のうちでも最も多い。集団で検査し、駆虫すると効果があるので、保育所や学校で検査がある。

感染経路と予防
 感染者の大部分は無症状だが、かゆみのために過敏、不機嫌となり、不眠、発育不良などの症状がみられることがある。また、まれに虫垂炎や外陰膣炎、子宮付属器炎、腹膜炎などの原因になることもあるので治療が必要である。ぎょう虫をもっている人の肛門周囲に産卵された寄生虫卵が下着や衣服、寝具に付着し、直接あるいは散布されて「ほこり」といっしょに口の中に入る。床の上に落ちた虫卵が手指などについて口に入ることもある。ぎょう虫を予防するためには自分たちの周りを先ず清潔に。

治療とその後の検査
 駆虫剤のコンバントリンを服用、一回の服用で90%以上の人に効果があるが、一部残ることも考えて約一週間間隔で二回飲んだ方が良い。駆除は家族全員がそろって行い、同時に家の中にある虫卵を排除するために予防の対処をすると効果的である。そして内服後約二週間をおいて確認のために再検査を受けよう。

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