日本産婦人科医会 徳島県支部         


[日母おぎゃ−献金基金]のあらまし
(ホームページ:http://www.jaog.or.jp)

 文責   高橋 久壽       
[献金基金のなりたち]
 鹿児島県大口市の産婦人科医・遠矢善栄博士(元日本母性保護医協会 鹿児島県支部長)が、近くに住む重症心身障害児の三姉妹をみて、何とか救済してあげたいものと色々手をつくされました。

 しかし、当時重症心身障害児収容の道は固く閉ざされていることを知り、この子供たちに少しでも幸福を分け与えたい考え、健康な赤ちゃんを生んだお母さん方と、その出産に立ち合った医師や看護婦たちに“愛の献金”をと呼びかけたのがこの運動の発端となりました(1963年暮れ)。

 そして同博士の提案により、日本母性保護医協会(平成13年10月18日に社団法人日本産婦人科医会と改名)の鹿児島県支部ではこれを「おぎゃ−献金」と名付け、1964年1月から県内でこの運動を開始しました。

この運動は1964年7月1日より全国的に展開され、1979年8月からは献金の運営と贈呈に厳正を期するため、「財団法人日母おぎゃー献金基金」が設立されました。
 続きは後述の読売新聞の記事をご参照ください。 

[献金の流れ]
 −献金の仕方・献金の配分−

〇 詳しい献金のしかたについてはおぎゃ−献金ホームページを参考ください。

1. お産をされた病院、医院にセットされている献金箱か直接窓口にて受け付けております。その後、日本産婦人科医会徳島県支部を通しておぎゃ−基金に送られます。

2. ご自分で直接、お産をされた病院、医院にあります郵便振替紙、銀行振込依頼書(送料無料)やBe ママの折込の郵便振替紙で献金も可能です。

3. おぎゃ−献金のロゴマークのついている伊藤園の自販機(県下に1ヶ所)から商品を購入することにより間接的に献金することも出来ます。

〇 献金の配分。平成17年1月−17年12月31日に1億691万円の貴重な献金がありました。このうちから下記のような配分を行った。

1. 大口施設配分(500万円以内)は全国で10施設

2. 小口配分(50万円以内)施設は7施設

3. 研究費への配分(200万円以内)は7件


[徳島県支部の活動と過去の配分状況]

1) 献金状況
 献金への意識の低下と、分娩取り扱い施設の減少とにより最近の献金額は年間70−90万円位に低迷しております。

この金額は、正会員一人当たりにしますと全国では中ごろ(24位)ですが、四国内では愛媛3位、高知6位、香川18位と上位にあり、徳島県は誠に残念な状況です。

 この額では、最近は殆どが大口配分である500万円以上の通園用マイクロバスを希望されますので、四国4県持ち回りで4年毎の配分を受けたとしても、当県の4年間の献金額ではとても満たすことが出来ず、他県の援助のもとに配分を続けている状況です。

2) 大口施設配分

  第 4回 (昭和43年) 草の実学園
  第12回 (昭和51年) 幼児通園児の施設
  第13回 (昭和55年) 淡島学園
  第20回(昭和59年) 池田療育センター
  第24回(昭和63年) 小松島療育センター
  第28回(平成 4年) 池田療育センター
  第32回(平成 8年) 小松島療育センター
  第35回(平成11年) ねむの木療育センター
  第38回(平成14年) 自立支援センター(ばんそうS&S)児童部
  第41回(平成17年) 池田療育センター
     以上10ヶ所

3) 小口施設配分

  第6回 (昭和61年) 池田学園
  第18回(平成10年) ひわさ学園
  第21回(平成13年) 池田療育センター

     以上3ヶ所

4) 研究費配分

  第35回(平成11年)妊娠初期副腎皮質ステロイド投与による胎児完全房室ブロックの予防に関する研究 (徳島大学産科婦人科・青野敏博教授、他2名)

  第37回(平成13年)同上

     以上2回



〇 平成17年(2005)10月30日の施設配分の贈呈式

 
司会  おぎゃ−献金担当理事  橋久壽 
挨拶と目録贈呈 日母おぎゃ−基金常務理事 田中政信
祝辞
徳島県保健福祉部障害福祉課 課長 妹尾英明
  徳島県医師会長 中川利一 
謝辞 社会福祉法人池田博愛会池田療育センター理事長 大和真二

 
当日の贈呈式の報道は、NHKが夕方の徳島県ニュースで放映され、また、下記の新聞社の記事にも取り上げられました。


読 売 新 聞 徳島版 2005.10.30

  おぎゃ−献金献金配分 池田の施設に乳児用バス きょう徳島で贈呈式

 健康な赤ちゃんを出産した母親らに呼びかけた募金を障害児のために使う「おぎゃ−献金」の基金配分として、日本産婦人科医会県支部は、池田町洲津の障害児通園施設「池田養育センター(大和真二理事長)に乳児用バスを贈る。

贈呈式は30日午後2時40分から徳島市のホテルグランドパレス徳島で開かれる。

 おぎゃ−献金は1964年に誕生。鹿児島県の産婦人科医が重度の障害児だった姉妹のため、分娩に立ち会った医師らに協力を呼びかけたのが始まり。昨年末までの総額約47億6763万円にもなり、運動はユニセフ国際会議でも取り上げられ、インドネシヤや韓国などへ広がっている。

 献金箱は病院の受け付け窓口などにあり、献金を運営する「日母おぎゃ−献金基金」(東京都新宿区)が、同会の各都道府県支部が推薦した施設に補助金などを贈っている。

今回は全国で26施設13研究機関が、県内では同センターが選ばれた。

 同センターは1979年に開所。県西部を中心とした2から6歳までの障害児ら27人が通園しており、集団生活や音楽などを通して、社会への適応能力を身につけさせている。

山口治子施設長は「通園バスの走行距離が20万キロ近くにもなって困っていた。関係者をはじめ、献金に協力していただいた方々に感謝します」と話していた。


 徳島新聞 2005年(平成17年)11月1日

池田の施設にバス購入費贈る 東京の財団法人


 全国の心身障害児などの支援活動を続けている財団法人・日母おぎゃ−献金(東京都)は三十日、池田町州津の知的障害児通園施設・池田療育センタ−に、スクールバス1台(34人乗り)の購入補助金414万円を贈った。

 徳島市内のホテルであった贈呈式では、同基金の田中政信常務理事が、同センターの大和真二理事長に補助金の目録を手渡した。

 大和理事長は「町外から通う子供たちのために、新しいバスが購入できありがたい」と謝辞を述べた。

 同基金は、全国の産婦人科や病院を通じて妊婦や家族などから寄せられた献金で成り立ち、1964年(昭和39年)から支援活動をしている。

今年は同センターを含め全国26施設と14研究機関に合計6,904万円が助成される。



 
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