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 ストーブの恋しい季節になると、子ども達にとってはヤケドが多くなる季節でもある。平成10年度の子どもの死因順位をみると、不慮の事故は0歳児では第4位一歳以降の小児期では第1位を占めている。我が国の乳幼児死亡率は、世界で最も低いにもかかわらず、事故による死亡率は先進国の中では決して低くない。年齢別の事故死因は0歳では窒息が全体の七割を占め、次いで溺死、交通事故、1~14歳では交通事故が最も多く、次が溺死でこの二つで事故死全体の7~8割に達している。

 小児の発達や行動パターンは、事故の種類や発生頻度と深くかかわっており、効率的な事故防止策をたてるうえでも、大切な要因である。そこで小児の事故の三大死因のそれぞれについて、年齢別の特徴と防止策について述べてみると、

1. 交通事故 : 0歳では乗用車乗員事故がほとんどで、正しいチャイルドシートの着用が求められる。幼児期では歩行者事故が多くなるので、保護者がしっかりと、手を握り歩道側を歩かせる、といった配慮が必要だ。学童期になると、自転車事故が多くなり、徹底した安全教育が大切だ。

2. 溺死事故 : 乳幼児期では浴室内での事故が多く、事故防止策としては子どもだけで入浴させたり風呂場で遊ばせない浴室の入り口に鍵をかける。また浴槽の蓋は堅く丈夫なものにする使用後浴槽の水は流しておくといったことも大切である。最近ジェットバスに女児の頭髪が巻き込まれ、溺死したとの報道があり、これも注意が必要だ。幼児期以降では川、海、プールでの事故が多くなり、シーズン前には年齢別の安全教育が必要だ。

3. 窒息事故 : 乳児期前半ではベットでの事故が多く、うつぶせ寝、添い寝に注意し、、ぬいぐるみやタオルをベット内に置くことを止め、、適度な堅さの布団を使って欲しい。乳児期後半から幼児期前半にかけては気道異物による窒息が増えてくる。異物としては豆類、特にピーナッツによる事故が多く、この年代の子どもに食べさせたり、手の届くところに置かないのが良い。

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