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1. 色のうすいうんちの場合

 ウイルス性胃腸炎による下痢は、多くの場合、水のような便で、粘液や悪臭は少ない。代表的な原因ウイルスであるロタウイルスによる場合は、酸っぱい臭いがあり、淡黄色あるいは白っぽい色になる。一方、便の硬さは普通で1~2週間以上も白っぽい便が続く時は、乳児では乳児肝炎や胆道閉鎖症などの病気の場合がある。この時は新生児期から黄疸が遷延することが多い。

2. 血液を含んだうんちの場合

 緊急性からみて最も注意すべき疾患は腸重積症で、健康な乳児が突然、火のついたように泣き出し、顔面蒼白となる時には本症の可能性を考える。そのうち嘔吐や血便が始まる。しかし、血便は浣腸で出ることも多いので、血便がないからといっても安心は出来ない。
 血液とともに粘液が混じっている場合には、細菌性胃腸炎が疑われる。それ以外では肛門部裂傷、ポリープ、まれにビタミンK欠乏時の消化管出血が知られている。いずれにしても異常と思われる便があれば、早めに医療機関を受診し、その際、便を持参してゆくと、医師の診断や細菌検査などに大いに役立つ。

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