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徳島県小児科医会 日浦恭一
腸管出血性大腸菌感染症の合併症の中で最も重篤なものは溶血性尿毒症症候群です。これは腸管出血性大腸菌感染症の約10%に発生しますが、年齢が低いほど合併する率が高いと言われます。
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徳島県小児科医会 日浦恭一
大腸菌は健康な人の腸管内に正常に存在して大切な働きをしている細菌のひとつです。しかし大腸菌の一部には病原性を持っていて人の腸管に感染して胃腸炎や下痢症をひき起こすものがあります。これが病原性大腸菌です。病原性大腸菌の中にはいくつかの種類がありますが、最も重要なのは腸管出血性大腸菌と呼ばれるものです。